結論
裏手の防犯対策は、以下が有効です。
- 家族がもっと安全に暮らせる
- 裏手の危険性を把握する
- 裏手からの侵入をあきらめさせる
- 防犯センサーライトで夜間の防犯対策
- 防犯砂利で昼間も防犯対策
- 被害にあった場合を想定して防犯カメラ
以下、詳細にみていきます。
目次【記事の内容】
裏手の防犯対策をする効果
裏手の防犯対策をする効果をもう一度確認します。
- 家族がもっと安全に暮らせる
- 侵入行動をあきらめさせる
- 「対策している」という充実感
- 対策したことから得られる経験知
家族がもっと安全に暮らせる
裏手は隙が生まれやすい場所。玄関と違って出費も抑えがちになります。でも裏手の防犯対策をやれば家族はもっと安全に暮らせます。
侵入行動をあきらめさせる
侵入者に「裏手もしっかり防犯対策している家」とアピールでき、侵入を諦めさせる効果があります。
「対策している」という充実感
防犯対策の行動を起こさないと、漠然とした不安を抱え続け、実際に起こった時の後悔は計り知れません。裏手は隙が生まれやすく、そこを侵入者は狙います。
裏手にも何かひとつ防犯対策すると、意識が全然変わってきます。「自分は行動した」という自信が芽生えてきます。そして次の対策へ進む精神的エネルギーになります。
対策したことから得られる経験知
裏手の防犯対策をする行動を起こすといろんな知識が入ってきます。たとえば以下です。
- 効果が予想どおりだった。
- 予想外の効果があった
- 予想できなかった課題が見つかった
- 防犯商品の知識が増えた
- 買った防犯商品の効果がわかる
これらの経験知が裏手の防犯について、次はどんな対策をすればよいかのヒントになっていきます。
経験知には、本や他人の知識など他からは得られにくいものが豊富です。裏手の防犯について自分独自のノウハウが増えていきます。
我が家の裏手の事情はよそとは違う条件があります。ご近所の対策や、ネットなど情報は参考にはなっても我が家にぴたりと当てはまるとは限りません。
裏手の危険なところ
戸建ての裏手は、こんなところ危険です
- 侵入者は人目にさらされるリスクが低い
- 裏手は心の隙だらけ
- 街灯が少なく暗い場所が多い
- 人通りが少ない場所
- 隣家との間に小さな隙間や路地がある
- 人がひとり通れる程度の隙間になってしまう
- 侵入者の隠れ場所にもなってしまう
- 隙間が狭いので上の階へ上がりやすい
ですので、侵入が見つかりにくい場所になってしまいがちです。
泥棒はそこにつけこみます。
侵入者は人目にさらされるリスクが低い
戸建ての裏手は、泥棒など侵入者にとって人目にさられるリスクが低いので狙いやすいのです。
裏手は心の隙だらけ
裏手は勝手口と同様かそれよりも、防犯対策の優先順位が低くなりがちです。
ここを泥棒につけこまれます。
街灯が少なく暗い場所が多い
玄関は道路に面している場合が多く、周辺の街灯も多くなります。
その反面、裏手がある場所は街灯の光が届きにくい場所になりがちです。
泥棒にとっては狙いやすい場所になります。
裏手の防犯対策
裏手の防犯対策は以下の方法があります。
- 防犯センサーライトを設置
- 防犯砂利を敷く
- 防犯カメラを設置
防犯センサーライトを設置
防犯センサーライトは、裏手の周辺を明るくして泥棒に威嚇できます。
ただ、防犯センサーライトは深夜に猫などに反応することもあるので、ご近所への配慮も大事です。
防犯砂利を敷く
防犯砂利は歩くと音がするので、泥棒に威嚇できます。
DIYで敷く場合は作業の負担を考えて、敷く場所や防犯砂利の素材、量などを検討された方がいいでしょう。
防犯砂利は除草や飛散、粉塵、流出対策などメンテナンスでは注意点があります。また、飛散、粉塵、流出、音などご近所への配慮も大事です。
防犯カメラを設置
防犯カメラは証拠能力が高く、被害にあった場合には警察の対応にも良い影響を与えます。
防犯カメラを裏手に設置すると、侵入者（空き巣などの泥棒やのぞき犯）に防犯意識の高さを強くアピールできます。
設置の際は、隣家への配慮が大切です。配慮や相談なしに設置すると「ご近所トラブル」の種になりかねません。
双方で死角を補完し合うのもいいかもしれません。
裏手に防犯センサーライトを設置する効果
裏手に防犯センサーライトを設置する効果は以下になります。
- 異常の発見が早くなる
- 侵入者と鉢合わせになる危険を回避
- 防犯意識の高さをアピール
- 威嚇効果
- 日頃の負担が少ない
- 裏手の周辺が明るくなる
異常の発見が早くなる
たとえば帰宅途中で家の近くに来て、家には誰もいないはずなのに、裏手の防犯センサーライトが点灯しているケースです。
この場合すぐに危険を察知できます。家族に連絡ができるし、警察に通報することが可能です。
侵入者と鉢合わせになる危険を回避
帰宅時に侵入者と鉢合わせになるのは非常に危険です。
裏手の防犯センサーライトの動作がいつもと違うことに気づければ、そんな危険を回避できます。
防犯意識の高さをアピール
裏手も「防犯対策している」ことを知らしめる効果があります。
防犯意識の高さをアピールできれば、泥棒などの侵入者に「ここはやめたほうがいい」と思わせることができます。
威嚇効果
泥棒が裏手へ近づいてくると、防犯用の人感センサーライトが反応します。ここで侵入者に威嚇することができます。
裏手の周辺が明るくなる
センサーライトを設置することで、裏手の周辺を明るくできます。
泥棒などの侵入者は見られることを嫌います。裏手の周辺が明るくなることで犯罪行為への牽制になります。
詳細は以下で。
裏手に防犯センサーライトを設置する効果 侵入者は光を嫌います
裏手に防犯砂利を敷く効果
裏手に防犯砂利を敷く効果は以下になります。
- 侵入したのが音でわかる
- 裏手の防犯意識の高さを見せる
- 侵入されたら音で威嚇
侵入したのが音でわかる
普通の砂利でも音が出ますが、防犯砂利はそれ以上の音が出るようになっています。
誰かが裏手の周辺に侵入していると、防犯砂利を踏む音でわかります。
周囲が寝静まった深夜は、よけい音が響きます。
裏手の防犯意識の高さを見せる
泥棒などの侵入者が裏手の周辺に侵入する前に、防犯砂利の存在に気がつくことになります。
ですので、「裏手にも防犯対策している」と知らしめる効果があります。
侵入されたら音で威嚇
泥棒などの侵入者は音を嫌います。人が砂利を踏むと、どうしても音が出ます。
泥棒などが不用意に裏手に近づいて、防犯砂利に気づかずに踏むと予想以上（70デシベル以上）の音が出ます。
ここで、泥棒に威嚇することができます。
人間が「うるさい」と感じるのは60デシベル以上なので、効果は十分です。
泥棒などの侵入者が、一度これを経験すると次からこの家を標的にしづらくなります。
裏手に防犯カメラを設置する効果
裏手に防犯カメラを設置する効果は以下になります。
- 決定的な証拠
- 防犯意識の高さを見せる
- 侵入をあきらめさせる
決定的な証拠
防犯カメラの効果は、なんといっても証拠能力の高さです。
裏手で被害にあった場合は警察に証拠として提出できますし、その証拠能力の高さから警察の動きも格段に違ってきます。
防犯意識の高さを見せる
侵入者は裏手を観察して情報収集することがあります。
防犯カメラは離れたところからも設置がわかるので、「裏手にも防犯対策している」とアピールする効果があります。
その裏手に防犯カメラが設置してあると、「防犯意識の高い家」として警戒してくれる効果が期待できます。
抑止効果
泥棒などの侵入者は、「見られる」ことを嫌います。
裏手に設置した防犯カメラの存在は、侵入の抑止効果としては絶大です。
泥棒に侵入を断念させる効果があります。
詳細は以下で。
裏手に防犯カメラを設置する効果 決定的な証拠
裏手に防犯センサーアラームを設置する効果
裏手に防犯センサーアラームを設置する場合、以下の条件のときが効果的です。
- 裏手の異常を感知したい
- 裏手の防犯意識の高さをアピール
- 裏手からの侵入をあきらめさせる
詳細は以下で。
裏手に防犯センサーアラームを設置する効果 侵入者は音を嫌います
まとめ
裏手は防犯対策を後回しにしがちですが、そこを泥棒などにつけこまれます。
防犯用センサーライトは、裏手の周辺を明るくして泥棒に威嚇できます。
防犯カメラは証拠能力が高く、被害にあった場合には警察の対応にも良い影響を与えます。
防犯カメラを裏手に設置すると、侵入者（空き巣などの泥棒やのぞき犯）に防犯意識の高さを強くアピールできます。
防犯砂利は歩くと音がするので、泥棒に威嚇できます。
DIYで防犯砂利を敷く場合は、作業の負担も考えて、敷く場所や量などを検討された方がいいでしょう。
防犯砂利は除草や飛散、粉塵、流出対策などメンテナンスでは注意点があります。
裏手の防犯対策は、隣家への配慮や相談が大切です。配慮や相談なしに設置すると「ご近所トラブル」の種になりかねません。