結論
玄関の防犯対策をする効果
- 家族がもっと安全に暮らせる
- 侵入行動をあきらめさせる
- 「対策している」という充実感
- 対策したことから得られる経験知
玄関の防犯対策
- 玄関の危険性を把握する
- 玄関からの侵入をあきらめさせる
- 防犯センサーライトで夜間の防犯対策
- 防犯砂利で昼間も防犯対策
- 被害にあった場合を想定して防犯カメラ
記事の内容
玄関の防犯対策をする効果
玄関の防犯対策をする効果をもう一度確認します。
- 家族がもっと安全に暮らせる
- 侵入行動をあきらめさせる
- 「対策している」という充実感
- 対策したことから得られる経験知
家族がもっと安全に暮らせる
玄関は侵入者から狙われやすい場所。ここの防犯対策をやれば家族はもっと安全に暮らせます。
侵入行動をあきらめさせる
侵入者に「玄関の防犯対策している家」とアピールでき、侵入を諦めさせる効果があります。
「対策している」という充実感
防犯対策の行動を起こさないと、漠然とした不安を抱え続け、実際に起こった時の後悔は計り知れません。玄関は侵入者から狙われやすいです。
玄関になにかひとつでも防犯対策すると、意識が全然変わってきます。「自分は行動した」という自信が芽生えてきます。そして次の対策へ進む精神的エネルギーになります。
対策したことから得られる経験知
玄関の防犯対策をする行動を起こすといろんな知識が入ってきます。たとえば以下です。
- 効果が予想どおりだった。
- 予想外の効果があった
- 予想できなかった課題が見つかった
- 防犯商品の知識が増えた
これらの経験知が、玄関の防犯について、次はどんな対策をすればよいかのヒントになっていきます。
経験知には、本や他人の知識など他からは得られにくいものが豊富です。玄関の防犯について自分独自のノウハウが増えていきます。
それもそのはず、我が家の玄関の事情はよそとは違う条件があるのですから。
屋外（玄関）の危険性
屋外（玄関）の危険性は、以下になります。
- 空き巣の侵入口は玄関がダントツ
- ちょっとしたスキが生まれやすい
- ギザギザタイプの鍵は開けやすい
空き巣の侵入口は玄関がダントツ
侵入窃盗件数のうち、その90%が玄関、窓、勝手口などの開口部を経由します。なかでも玄関が1位です。
ちょっとしたスキが生まれやすい
ちょっとゴミ出し、すぐ戻るからと施錠せずに外出したときを狙われます。
すぐ戻るつもりが30分以上経過していた、というのはよくあるパターンです。
ギザギザタイプの鍵は開けやすい
玄関の鍵がピンタンブラーというギザギザタイプだと、空き巣などはピッキングという技法で簡単に開けてしまいます。
引き戸の場合は、特にこの鍵になっているケースが多いと思いますので要注意です。
屋外（玄関）の防犯対策
玄関の防犯対策には以下の方法があります。
- 玄関をいつもきれいにする
- 玄関の施錠には常に気を配る
- 玄関に防犯センサーライトを設置
- 玄関の周辺に防犯砂利を敷く
- 玄関に防犯カメラを設置
- 玄関に防犯センサーアラームを設置
玄関をいつもきれいにする
「そんなのいつもやっている」と思います。そういう方の玄関は安全だと思います。
そこからさらに踏み込んで以下の事を見直すのも良いのでないでしょうか。
- ブロックなど「破壊に使える物」を置かない
- 身を隠せる植物や物を置かない
- 防犯カメラの死角になる場所に大きな物を置かない
玄関の施錠には常に気を配る
「そんなのいつもやっている」と思います。そういう方の玄関は安全だと思います。
でも警察の統計によると「無施錠で被害」はダントツ1位のようです。侵入者は無施錠の癖がある家を観察しているのです。
たとえばこんなことです。
- 「すぐ戻るから」と無施錠で外に出る
- 近所の方と長時間会話していた
- ついついが癖になって頻繁に無施錠していた
- 子どもが施錠しない
防犯センサーライトを設置
防犯センサーライトは、玄関の周辺を明るくして泥棒に威嚇できます。
ただ、防犯センサーライトは深夜に猫などに反応することもあるので、ご近所への配慮も大事です。
防犯砂利を敷く
防犯砂利は歩くと音がするので、泥棒に威嚇できます。
DIYで敷く場合は作業の負担を考えて、敷く場所や防犯砂利の素材、量などを検討された方がいいでしょう。
防犯砂利は除草や飛散、粉塵、流出対策などメンテナンスでは注意点があります。また、飛散、粉塵、流出、音などご近所への配慮も大事です。
防犯カメラを設置
防犯カメラは証拠能力が高く、被害にあった場合には警察の対応にも良い影響を与えます。
防犯カメラを玄関に設置すると、侵入者（空き巣などの泥棒やのぞき犯）に防犯意識の高さを強くアピールできます。
設置の際は隣家への配慮が大切です。配慮や相談なしに設置すると「ご近所トラブル」の種になりかねません。
双方で死角を補完し合うのもいいかもしれません。
玄関に防犯センサーライトを設置する効果
玄関に防犯センサーライトを設置する効果は以下になります。
- 異常の発見が早くなる
- 侵入者と鉢合わせになる危険を回避
- 防犯意識の高さをアピール
- 威嚇効果
- 日頃の負担が少ない
- 玄関の周辺が明るくなる
異常の発見が早くなる
たとえば、帰宅途中で家の近くに来て、家には誰もいないはずなのに、玄関の防犯センサーライトが点灯しているケースです。
この場合すぐに危険を察知できます。家族に連絡ができるし、警察に通報することが可能です。
侵入者と鉢合わせになる危険を回避
帰宅時に侵入者と鉢合わせになるのは非常に危険です。
玄関の防犯センサーライトの動作がいつもと違うことに気づければ、そんな危険を回避できます。
防犯意識の高さをアピール
玄関も「防犯対策している」ことを知らせる効果があります。
防犯意識の高さをアピールできれば、泥棒などの侵入者に「ここはやめたほうがいい」と思わせることができます。
威嚇効果
泥棒が玄関へ近づいてくると、防犯用の人感センサーライトが反応します。ここで侵入者に威嚇することができます。
節電対策がしやすい
防犯用センサーライトは消費電力が少ないので、防犯カメラなどに比べて節電の対策がしやすいです。
玄関の日当たりが良ければ、ソーラータイプが最適でしょう。
玄関の周辺が明るくなる
センサーライトを設置することで、玄関の周辺を明るくできます。
泥棒などの侵入者は見られることを嫌います。玄関の周辺が明るくなることで犯罪行為への牽制になります。
詳細は以下で。
玄関に防犯センサーライトを設置する効果 侵入者は光を嫌います
玄関に防犯砂利を敷く効果
玄関に防犯砂利を敷く効果は以下になります。
- 侵入したのが音でわかる
- 玄関の防犯意識の高さを見せる
- 侵入されたら音で威嚇
侵入したのが音でわかる
普通の砂利でも音が出ますが、防犯砂利はそれ以上の音が出るようになっています。
誰かが玄関の周辺に侵入していると、防犯砂利を踏む音でわかります。
周囲が寝静まった深夜は、よけい音が響きます。
玄関の防犯意識の高さを見せる
泥棒などの侵入者が玄関の周辺に侵入する前に、防犯砂利の存在に気がつくことになります。
ですので、「玄関にも防犯対策している」と知らしめる効果があります。
侵入されたら音で威嚇
泥棒などの侵入者は音を嫌います。人が砂利を踏むと、どうしても音が出ます。
泥棒などが不用意に玄関に近づいて、防犯砂利に気づかずに踏むと予想以上（70デシベル以上）の音が出ます。
ここで、泥棒を威嚇することができます。
人間が「うるさい」と感じるのは60デシベル以上なので、効果は十分です。
泥棒などの侵入者が、一度これを経験すると次からこの家を標的にしづらくなります。
玄関に防犯カメラを設置する効果
玄関に防犯カメラを設置する効果は以下になります。
- 決定的な証拠
- 防犯意識の高さを見せる
- 侵入をあきらめさせる
決定的な証拠
防犯カメラの効果は、なんといっても証拠能力の高さです。
玄関で被害にあった場合は警察に証拠として提出できますし、その証拠能力の高さから警察の動きも格段に違ってきます。
防犯意識の高さを見せる
侵入者は玄関を観察して情報収集することがあります。
防犯カメラは離れたところからも設置がわかるので、「玄関にも防犯対策している」とアピールする効果があります。
その玄関に防犯カメラが設置してあると、「防犯意識の高い家」として警戒してくれる効果が期待できます。
抑止効果
泥棒などの侵入者は、「見られる」ことを何よりも嫌います。
玄関に設置した防犯カメラの存在は、侵入の抑止効果としては絶大です。
泥棒に侵入を断念させる効果があります。
詳細は以下で。
玄関に防犯カメラを設置する効果 決定的な証拠
玄関に防犯センサーアラームを設置する効果
戸建ての玄関に防犯センサーアラームを設置する場合、以下の条件のときが効果的です。
- 玄関の異常を感知したい
- 玄関の防犯意識の高さをアピール
- 玄関からの侵入をあきらめさせる
詳細は以下で。
玄関に防犯センサーアラームを設置する効果 侵入者は音を嫌います。
まとめ
空き巣の侵入口は玄関がダントツです。
防犯用センサーライトは玄関の周辺を明るくして泥棒に威嚇できます。
防犯カメラは証拠能力が高く、被害にあった場合には警察の対応にも良い影響を与えます。
防犯カメラを玄関に設置すると、侵入者（空き巣などの泥棒やのぞき犯）に防犯意識の高さを強くアピールできます。
防犯砂利は歩くと音がするので、泥棒に威嚇できます。
防犯砂利の中で大きな音が出る素材はこれです。
- セラミック素材
- ガラス素材
DIYで敷く場合は、作業の負担を考えて、敷く場所や量などを検討された方がいいでしょう。
防犯砂利は除草や飛散、粉塵、流出対策などメンテナンスでは注意点があります。
玄関の防犯対策は、隣家への配慮や相談が大切です。配慮や相談なしに設置すると「ご近所トラブル」の種になりかねません。